え?買っただけでお金のリターンがないのに投資になるの?
そう思われる方も多いかと思います。
新築・中古住宅は常に価格の値動きがありますので立派な投資になります。
それを念頭に置きつつ新築・中古住宅のメリット・デメリットを照らし合わせていきましょう!
☆新築のメリット
キッチンや浴室などの設備が最新であるのはもちろんのこと、断熱性や気密性・耐震性なども最新の住宅基準をクリアしており、快適に生活できるでしょう。
◎リフォーム・修繕費用が少なく済む
中古住宅の場合、経年劣化に伴う水廻りのリフォームが必要な物件が多いです。
新築の場合、最初からそういった心配をする必要がなく修繕費用を抑えることができます。
◎税金が割安になる
中古住宅に比べ新築住宅のほうが税制優遇措置が手厚くなっています。
住宅ローン、固定資産税、不動産取得税、不動産登記にかかる税を軽減してくれます。
☆新築住宅のデメリット
モデルルーム設営費や広告費などの販売経費を上乗せして価格を設定しますので、中古住宅に比べ約10~20%程割高になる傾向にあります。
誰かが住みだした瞬間にグーンと価格が下がります。
「不動産へ投資する」という観点からすると資産価値が下がるという事なので大きなデメリットとなってしまいますね・・・
◎内見ができない
新築住宅なのでもちろんできません。
それ故に、日当たりや騒音など入居後に起こり得るリスクを予測することができません。
◎希望の立地を選べるとは限らない
住みやすい地域は需要があるため、土地が空いていないケースが大半です。
そうなると必然的に新しい住宅地は郊外へと追いやられてしまう傾向にあります。
スーパーやコンビニ、駅などが遠くて不便に感じることのあるのではないでしょうか? ?
経年劣化をしていること、販売経費が上乗せされていないことから価格は安くなります。
特に日本の不動産業界においては、中古というだけで一気に価値が下がる傾向にありますので、中古住宅でもお宝物件が眠っている可能性も無きにしも非ずです!!
◎リスク回避できる
周辺環境をあらかじめ確認できること、建物の状態を確認することができること、そして立地に選択肢にも幅を利かせることができるということが最大のメリットとなります。
◎初期費用が抑えられる
新築のような修繕積立基金や水道負担金がかからないことは大きなメリットです。
その他にも固定資産税評価額が低いことが多く税負担を抑えられたりします。
建物や設備が古い分、修繕コストがかかります。
しかし補助金を受けられることがありますので自治体などのホームページをしっかりチェックしましょう!!
ちなみにリフォーム済物件はもちろん不要です。
◎仲介手数料がかかる
仲介会社を通す場合、仲介手数料が発生します。
物件価格×3%+6万円+消費税を上限として仲介手数料を払わなければいけません。
新築においても売主とビルダーの間に不動産会社が介在していると仲介手数料が発生しますので注意が必要です。
◎ローンを組めないかもしれない
住宅ローンは住宅に抵当権を付け設定しますので、年収や属性だけでなく担保価値も審査対象になります。
そのため古すぎる物件においては、希望の融資額や返済期間で組めない可能性もあります。
新築住宅・中古住宅、それぞれの善し悪しがありますね!