さて今回で６回目となる地域紹介シリーズ、
前回の医療に引き続き、今回は介護施設についてです。
超高齢化社会と言われる現代日本、
その介護に関する問題も深刻です。
コロナ禍で、
その問題もさらに浮き彫りになっているのではないでしょうか。
定年退職の年齢も、
年金の受給時期も遅くなっていく中、
健康寿命をどう伸ばすか、
しかしながら、
どうしても衰えていくのが人間、
どなたにも親御さんがいらっしゃり、
もし介護が必要な場合、
地域にどのような受け入れ体制が整えられているのか知っておくのは重要なことですよね。
株式会社 雨宮本社が所在する
名古屋市北区について調べました。
こちらも、医療機関の時と同じく、
日本医師会さんのホームページの情報で、
２０１５年時点の物です。
介護関係も種別があり、
訪問型
通所型
入所型
など様々あります。
今回は以下の分類ごとの数値をまとめた数であることをご承知おきください。
介護施設数合計 ３２４
訪問型介護施設 １０８
通所型介護施設 ７１
入所型介護施設 ３６
特定施設数 １１
居宅介護支援事業所数 ５８
福祉用具事業所数 ４０
総じて、前回も用いた全国平均の分母の割り方として、
今回は７５歳以上１千人あたり施設数という算出の仕方で、
上記７種別の施設数は
いずれも全国平均以上という結果でした。
続いて施設の入所定員数を見ていきます。
入所定員数（入所型介護施設）１４４２
入所定員数（特定施設）５８６
こちらに関しては、
入所型介護施設の定員数は同じく
７５歳以上１千人当たりの施設数でみて
全国平均やや下回るほど、
特定施設に関しては、
全国平均を上回っていました。
職員の数は、
常勤換算数で １７５６．０４
これは、全国平均よりも多い数値でした。
医療機関の時にも少し同じような現象が見えましたが、
「施設数と、携わる職員数は多く、入所定員はやや少なめ」
というようなことが言えそうです。
完全に施設に入所されて介護を受けられる方よりも
訪問型や通所で介護サービスを受けられる方が多いという事情は、
名古屋市北区も例外ではなさそうです。
他府県から移ってこられた方でも、
「介護施設が全く近くになくて不便」
ということは、
少ないと言えるのではないでしょうか。
勿論、
隣接地域もサービスを受ける対象になるでしょうし、
実数としては、ご紹介以上の施設が存在しているはずです。
介護施設については、
紹介サイトも種別が様々で、
まずどういったサービスが必要か、
から絞り込んでいく必要があるでしょうが、
幅広く検索されるのであれば、
情報量が多いほうが良いでしょう。
いかがでしょうか。
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